下水道管路施設の計画的維持管理

~戦略的な管路調査~

下水道管路施設の状況を把握してますか?

改正下水道法において下水道施設の維持修繕基準が創設され、腐食のおそれの大きい箇所については5年に1回以上の適切な頻度で点検の実施が義務付けられました。
下水道管理者は、これだけをやっていればよいわけではありません。限られた予算の中で維持管理を実施していくには限界がありますが、これからは、下水道事業の持続性を高めつつ、下水道サービスのより一層の向上が求められています。
そこで、「ストックマネジメント実施方針」を策定し、下水道施設全体の管理の最適化に取り組んでいく必要があります。

腐食した管路の状況進行すると陥没…

精度が高いスクリーニング調査技術を活用した新たな調査方法

これまで多くの都市では、年数や目視調査等による設置環境等を勘案して区域を絞り、TVカメラ調査を実施してきました。改正下水道法を受けて、これからは調査や点検の頻度を明らかにする必要があります。経過年数や管口の調査だけではなく、管内の状況を広範囲に視覚調査で把握してから管理方法を決定します。

精度が高いスクリーニング調査技術を活用した新たな調査方法

スクリーニング調査を活用した計画策定フロー

管路施設の資産は莫大なため、スクリーニング技術を活用して視覚調査を実施し、マネジメントを進めていくことが重要です。

スクリーニング調査を活用した計画策定フロー

その他の取付管やマンホール蓋の調査や空洞調査等と一体的に調査し、これらのデータを蓄積・分析したうえでストックマネジメント計画に活用していくことが有効です。

スクリーニング技術を活用した維持管理を進めるメリット

方 針 期待される効果
①基本的に全管渠をスクリーニング技術(画像認識型カメラ)で調査する ①詳細TVカメラ調査に比べ安価に調査が実施できるため、調査延長を大きくできます
②管内の劣化状況を直接把握できるため、ストックマネジメントの方針等を明確にできます
②詳細TVカメラ調査は、スクリーニングで調査不可の路線のみ対象 ①詳細テレビカメラ調査は、清掃等が必要な個所など、詳細調査が必要なところに限定して実施します(費用の削減と調査期間の短縮)
③スクリーニング調査結果をデータベース化し、各種計画に活用 ①調査結果は、比較的容易にデータベース化が可能です
ストックマネジメント計画の目標設定、リスク評価、点検・調査計画、修繕・改築計画を策定する際に、実態を見据えた計画が策定できます
③調査データを蓄積・分析することで、調査都市単位の傾向や新たな知見を得ることが可能となります

日本水工設計では、TVカメラによるスクリーニング調査とストックマネジメント計画を一体的に運用する方針で、計画的な維持管理を目指します。

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