処理場・ポンプ場の地震・津波対策

~地震・津波に備える~

2011年に発生した東日本大震災では、津波による広範囲の甚大な被害が発生し、従来の地震対策に加え、沿岸部の処理場・ポンプ場では、津波対策の重要性が明らかになりました。
このような状況を踏まえ、処理場・ポンプ場の地震・津波対策は、高度解析手法により地震対策費用の削減を図るとともに、下水道ストックマネジメント計画、BCP計画等も考慮し、効率的に地震対策を進めていく必要があります。

下水道地震・津波対策計画の実施フロー

業務実績

受注年度 発注者 業務内容
他多数
2023年7月現在
令和4年度 静岡県静岡市 中継ポンプ場を対象に、耐震診断(非線形解析)と耐津波診断(耐水化検討含む)を実施した
令和4年度 日本下水道事業団/熊本県                           管理棟、沈砂ポンプ棟、水処理施設、消毒棟、汚泥処理棟、汚水中継ポンプ場2箇所を対象に、耐水化・対津波に関わる詳細設計を実施した
令和4年度 日本下水道事業団/栃木県那須塩原市 最初沈殿池、反応槽、最終沈殿池、独立管廊を対象に、耐震診断を実施した
構造解析モデル変更と非線形解析の導入効果を検討した
令和4年度 山梨県山梨市                                                 し尿処理場を対象に、耐震診断を実施すると共に、既存躯体を下水道希釈投入施設に改造するための再構築基本設計を実施した
令和4年度 日本下水道事業団/栃木県小山市                           汚泥処理棟を対象に耐震補強設計を実施した
補強量削減を目的として、三次元モデル(立体FEM解析)による側壁の変位抑制効果を見込んだ構造モデルによる計算を行った

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