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interview #03

建築

生活に欠かせない
上下水道に
建築設計の立場から携わる

東京⽀社建築部建築課
⼯芸科学部卒
2015年 入社

大学時代から建築設計の仕事に興味を持ち、卒業後は建築設計事務所での勤務を経験。その後改めて就職活動をする中で、水コンサルタントの仕事に興味を持ち入社。現在は建築課に所属し、主に下水道施設の建築設計や耐震補強、耐水化などの業務に携わる。

Chapter 01

知らない世界だったからこそ
その奥を見てみたくなった

就活の軸や志望業界を教えてください。

大学で建築を専攻し、卒業後は小規模の設計事務所に勤務しました。仕事自体に大きな不満はなかったのですが、収入が安定しない中で将来への不安はどうしても払しょくできず、卒業後3年が経とうとしている秋に改めて就職活動を行うことにしました。仕事内容に関しては、建築設計の中でも設計事務所で経験した個人住宅とは全く違う分野の世界に飛び込んでみたいという思いが芽生え、そこから軸を広げて行くなかで日本水工設計と出会いました。

日本水工設計を就職先で選んだ理由を教えてください。

生活に欠かせない上下水道に関わることができ、建築だけではなく土木や機械、電気といった他職種と一緒になって施設を作り上げていくことができる水コンサルタントという仕事に、強い興味を抱いたのが最大の理由です。また面接等でお会いする社員の方々が、みんな非常に生き生きとしており、頼もしい会社だと思えたことも決め手になりました。

入社前後のギャップはありましたか?

上下水道というインフラに関わる会社ということで固いイメージがありましたが、若手から管理職、経営陣まで話しやすく、良い意味でギャップを感じています。また最近は、特に社員の働き方改善に取り組んでおり、日々働きやすさが向上しているように思います。

Chapter 02

新築、増築・改築、耐震補強、耐水化…
多岐にわたる建築設計に携わる

所属部署の役割やミッションについて教えてください。

建築部は、上下水道施設における建築施設の設計業務を担当しています。設計業務は新築、増築・改築、耐震診断・補強、耐水化など多岐に渡ります。新たな施設の計画、設計、工事を行うところから、既存施設をより長く安全に機能的に使用するために改修し、必要であれば更新を行うところまで、建築物の様々な段階に携わります。実際の業務では、土木・機械・電気の各担当と調整しながら作業を進め、建築の専門技術者として建築目線で問題を抽出・検討し、解決策を模索していきます。

ご自身の役割と具体的な仕事内容について教えてください。

建築担当者として業務に携わり、クライアントとの打合せ、現地調査、検討書の作成、他職種との調整などを行います。また図面作成、構造計算、積算については協力会社とやり取りをしながら、設計成果としてまとめていきます。

この職種ならではの魅力ややりがいについて教えてください。

上下水道施設は、蛇口をひねると水が出てくる、トイレで水を流せるなど、清潔で快適ないつもの日常を支える機能を持っています。そういった施設の一部に関わることができるのは、やはり大きなやりがいですね。また、自分が設計した施設が完成し稼働している姿を実際に見たときには、大きな達成感を味わえます。建築物は計画、設計、施工、そして使用され続ける中で多くの人が関わりますが、その大きな流れの中で自分の検討や工夫が生きていると嬉しいです。

Chapter 03

解決への近道は存在しない
愚直に、真摯に、課題と向き合う

仕事での思い出深いエピソードを教えてください。

ある時に携わった耐震補強設計業務で、必要な補強量やその補強に関わる支障物が多く、またプラント設備更新も同時に行うためその調整も難しく、多くの検討を求められる業務がありました。納期までの限られた時間の中で多くの問題を解決しなければならず、最初は焦って空回りしてしまうこともあったのですが、全体を俯瞰して優先順位を考えながらそれぞれの問題に着実に対応していき、どうにか納めることができました。この業務は、優良な設計として表彰を受けることができ、またクライアントにもご納得いただけたことが特に嬉しかったですね。

困難をどのように乗り越えましたか?

現地をくまなく歩き回ることを意識しました。図面での確認は大切ですが、実際に現場に足を運ぶことで、設備配置や維持管理動線などが具体的に把握でき、より合理的な補強位置を検討することができたと思います。

プロジェクトを通じて成長を感じたことは?

問題解決に際してなにか革新的なアイデアが閃くというようなことではなく、一つひとつの問題に愚直に向き合うことの大切さに気付かされる業務でした。現地調査においても、施設の状況を自分の目で見て確認することで、はじめて出てくる答えがあります。また他職種との調整において、まずは自分で状況を把握し、方針を検討した上で相談することで、スムーズな解決に繋がったり、より良い案が生まれたりすることを感じました。さらに、こうした対応方針はクライアントなど関係者との合意が必須であり、そのためには裏付けされた資料の作成や説得力のある分かりやすい説明が重要であることも実感しました。

Chapter 04

新たな知識や技術を磨き
自分にしかできない提案を

今後の展望やキャリアビジョンについて教えてください。

現在は一建築担当として業務に携わっていますが、いずれは業務全体を取りまとめられるような立場で仕事ができるようになりたいです。また、最近は豪雨災害への対策である耐水化業務が増えており、施設全体の役割や構造を把握した上で、洪水時の被害低減のための効果的かつ現実的な提案が求められています。災害時でも人々の生活を支え続けるため、より良い提案ができるよう業務で得た知見を集約して身に付けていきたいと考えています。

目標実現に向けて、取り組みたいことや取り組んでいることはありますか?

建築の専門知識の向上はもちろん、上下水道に関する知識も確実なものとして身に付ける必要があると感じています。そのため、設備設計一級建築士、構造設計一級建築士、技術士などの資格勉強に取り組んでいきたいと考えています。

求職者に向けて一言メッセージをお願いします。

建築を専攻している学生にとって、水コンサルタントについて知る機会はあまり無いと思います。私も上下水道の知識がまったくない状態で入社しましたが、生活に欠かせない水の仕組みはとても興味深く、日々の仕事の中でどんどん学んでいくことができるため、やればやるほど面白い仕事だと感じています。また建築に関しても、意匠、構造、積算、設備まで幅広く自分の責任でまとめる経験を積むことができるので、自身の成長を大いに実感することができる環境です。経験豊富で相談しやすい先輩がたくさんいる働きやすい会社です。ぜひ、一緒に成長できたら嬉しいです。

※所属、掲載内容は取材当時のものです

Day off

無理をせず、人生を楽しむ

休日は子供の気分次第で、公園をはしごしたりトミカを買いに行ったり、レゴで遊んだりしています。相手をするというよりは、子供が楽しいと思うことを自分も主体的に楽しむようにしていて、おかげで色んな種類の消防車の名前を覚えたり宇宙やロケットの本を読んだりするようになりました。趣味の幅を広げてくれる存在として、とても頼もしく思います。

One Day Schedule

9:30

出社

一日のスケジュール整理や、メールチェックを行う

10:00

Web打合せ

自治体ご担当者様と打合せを行う

12:00

ランチ

会社近くのキッチンカーで購入

13:00

書類作成

業務の報告書を作成する

16:00

課内会議

建築課内で進捗状況や情報を共有する

17:00

現地調査準備

翌日の調査の準備を行う

18:00

退社

帰宅後は子供との時間を過ごす

いま、
育んでいるものは?

質の高い工程管理

工程通り円滑に物事を進めることと、分かりやすく説明することを大切にしています。入社当初は、重視すべきポイントが分からず、変なところにこだわってしまって時間が過ぎていくこともありました。お客様への確認事項、協力会社との工程連絡、工程に影響のある問題点の抽出など、対応が後手にならないように意識しています。

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