日本水工設計

日本水工設計

インタビュー

土木 | 上水道

人の命に直結する水道インフラを、国内外の地域ニーズに寄り添って
上水道を担ってみたい思いを胸に
下水道部門から上水道部門へ

 幼い頃より、建設会社で働いていた父親に連れられてダムを見に行ったり、トンネルや高速道路の現場に行ったりした中で、土木を通じて人の役に立つ仕事に興味を持ちました。
 また、高校生の時にテレビで見た発展途上国のドキュメンタリーで、安全な飲み水を入手するのが困難な人々の暮らしを見て、人間が生きていくのに欠かすことのできない飲み水を供給する仕事に携わりたいと思い、上下水道の設計を行っている当社に入社しました。
 入社時の配属先は下水道の管路施設の設計をする部門でしたが、上水道事業に携わりたいという気持ちも抑えきれず、5年目に念願の上水道部門へ配属になりました。

自然環境や社会的な条件等を考慮して
説得力ある提案内容を報告書に

 現在の仕事は、自治体の水道局など水道事業を行っている方々をお客様として、水道施設の整備計画や実施設計、水道ビジョン策定、事業運営支援等を行っております。自然環境の特色や市民の皆様の生活、行政の現況等を踏まえて、水道事業が抱える課題に対する解決策を提案し、報告書や工事に必要な図面等を成果品として納めます。報告書をまとめていくには、最適な整備案について、お客様のみならず関連する様々な機関と協議を重ねる機会が多くあります。その際には、お客様や協議の相手方だけでなく、市民の皆様が納得して頂けるよう、論理的に物事を展開して、説得力のある案を提示することが必要となりますが、その部分に面白さを感じることもあります。
 スケジュールがタイトになってしんどいと感じることもありますが、自分の計画や設計が実際の浄水場や水道管として形になり、誰かがその水を飲んでくれた時には大きなやりがいを感じています。

災害時にも途切れることなく水を供給
将来は海外の水道インフラに貢献したい

 水道事業においては、地震等の災害時にも途切れることなく水を供給し続けることがとても重要です。そのための技術開発も進んでいて、現在は様々な対策が講じられています。一方で、老朽化した水道施設の効率的な改築更新が必要とされています。水道普及率が100%に近づいている昨今においても、水道事業が果たすべき役割は多岐にわたり、人が生きている限り水道事業がなくなることはありません。
 また、世界にはまだ、飲み水や衛生に恵まれない環境の中で暮らす人々も多く、水道事業を通じて、そういった方々が少しでも幸せな生活を送れるようになるのが、私の目標です。当社は海外事業にも積極的に取り組んでおり、今後はその一員として海外案件にもぜひ携わってみたいと思っています。
 業務を進めるにあたっては当然、学生時代に学んだ土木工学がベースとなっていますが、扱う内容は日々新しいことばかりで毎日が勉強です。社内外を問わず人と接して成果品をつくり上げていく仕事なので、人と接することが好きで、何事にも一生懸命な人は大歓迎です。あなたの入社をお待ちしています。

池田 春樹
土木担当(上水道)
池田 春樹

理工学研究科土木工学専攻修了
2010年入社

土木 | 下水道

お客様から「教えて欲しい」の声。信頼されている実感が原動力
水コンサルタントの中で最も
雰囲気の良さが伝わってきた

 大学院で下水の生物処理に関わる微生物の研究を行っていましたので、それを水処理分野に活かせるかなと考え、水関連の業界を志望していました。大学の先輩が当社に入社していた縁で話を聞きに行ったり、面接を受ける中でも会社の雰囲気の良さが伝わってきました。大学で学んだ水理学や構造力学は、設計を行う際の基礎として役立っていますし、意外に卒業論文や修士論文を作成する時に使ったワードやエクセル、パワーポイントなど基本的ソフトの習熟が、報告書を作成する上で役立っています。

真夏・真冬・雨天時の調査を克服し、
お客様から得る信頼感が何よりのやりがい

 私の仕事は現在、下水道計画を策定する業務がメインです。当社は水のコンサルタントであり、自治体のパートナー的立場から、下水道整備計画、下水道BCP(事業継続計画)、浸水被害のシミュレートなど水処理に関するあらゆる業務を行っています。
 近年は人口減少社会の中で、国・自治体とも人材確保と財政的な面で厳しいのが実情です。そのため、下水処理場や下水管渠の状況を見える化し「こういう状態だから、10年、20年の長いスパンで考えて、少しずつこうしていきましょう」と説得力ある提案をしていく必要があります。また都市部では局地的な大雨、海や河川の沿岸部では地震や津波対策なども大きな課題です。
 下水道計画というとオフィスで報告書や計画図面をまとめるイメージがあるかもしれませんが、現地調査も行います。例えば雨天時における下水道からの河川放流水の調査では、雨天時に現地を訪ねて河川への放流状況や水質を調査します。真夏と真冬の現地調査は特に大変でした。また計画がお客様に認められたとしても、成果はすぐ表れるものではありません。粘り強く、地道にお客様と向き合う姿勢が大切です。
 当社では、入社数年目には一人で顧客を担当することもあるため、大きな裁量を与えられる分、早い成長が可能です。最近では、お客様から下水道関連やそれ以外のことでも「教えて欲しい」と依頼をいただくともあります。その時は自分も信頼されてきたと、成長の実感と共に大きなやりがいを感じます。

面倒見の良い先輩のもとに成長
資格取得をステップに、信頼されるコンサルタントへ

 年度末などは数件の案件を同時並行的に行うため多忙になりますが、上司も先輩も皆さん後輩の面倒見が良く、私も助けられたことは一度や二度ではありません。また、普段から当社は部署の壁なく先輩が若手を飲みに誘ってくれたり、若手だけで飲み会を企画する機会も多く、風通しの良さは抜群です。良き雰囲気は、入社前に感じた通りのままでした。
 先輩の多くが取得している「技術士」の資格は入社当時の目標でしたが、先ごろ私も取得することができました。次はまず周囲から今以上に信頼されるコンサルタントになること。自治体の考えや意見を引き出し、「こうしてはどうか」と提案できる姿勢、コミュニケーション力も磨いていきたいと思います。 

山本 崇寛
土木担当(下水道)
山本 崇寛

工学研究科社会環境システム専攻修了
2011年入社

建築

機能性の高い下水処理場の建設、耐震化への貢献を通じて成長
環境系で社会貢献性の高い会社
建築や設備の学びも活かせると判断

 大学の研究室で空調設備を中心に学んでいたことから、最初はサブコンなどの企業を探していたのですが、就職サイト等でいろいろ調べていくうちに環境系の会社に惹かれ、当社に辿り着きました。水の惑星と地球が呼ばれるように「水」は人間や生命にとってかけがえのない大切なものですし、社会インフラに関わりの深いところで社会貢献性の高さも魅力に感じました。

コンサルタントと建築士、
両方の力を伸ばせるところが魅力

 建築の部署では、上下水道施設に関連する建物として下水処理場や浄水場の建物の設計を行います。会社としては全国に対応しており、東京支社で東日本を、大阪支社で西日本を担当しています。お客様である自治体の土木担当の方との打ち合わせに始まり、どういった建物にするかの検討、図面作成、施工費算出等をも折衝しながら行っています。
 近年は特に耐震改修業務も増えています。例えば、太平洋岸にある自治体では地震・津波対策として、下水処理施設も扉を防水にする必要があると、津波の波圧を仮定して構造計算をしたり、施設下部の設備開口への対処を検討するなどしました。
 下水処理場は法律的にもいろいろな制約がありますし、機械や土木との絡みもあって自由に設計できるわけではありません。しかし自分なりに考えて配置した設備の納まりが良く、建物が機能的にも向上したという時は自分の成長と大きなやりがいを感じます。
 全国各地に足を運んで調査もしますし、トータルに知識を習得できることや、実際の建築物として自分の足跡を残せる点も面白いです。また設計は建築のプロセス全部に関わることができることもやりがいです。仕事を滞りなく進めるコンサルタントとしての力と、建築物を設計する建築士としての力の両方が求められますが、その分、多くの能力を伸ばしていけると感じています。

先輩方のように一級建築士として、
すべてを任せてもらえる存在へ

 仕事は悩み過ぎてもダメで、いったん帰宅してリフレッシュすると次の日パッといいアイデアが浮かぶこともあります。先輩や上司に相談しやすい社風もあって、困った時など先輩の力を借りることも少なくありません。しかし、今後は先輩に頼ることなく、この建物は自分の力で設計したと手応えが得られるよう、周囲から頼られる自立した存在になっていきたいです。そのためにも、責任者としてお客様に対応できるように一級建築士を取得しました。
 任せられた仕事に対しては責任と使命感を持って途中で投げ出さない、自分のペースで頑張っていける後輩に来てもらえたら幸いです。 

鹿谷 健介
建築担当
鹿谷 健介

工学部建築学科卒
2012年入社

機械

多様な施設にマッチした機械設備をコーディネート
当社はメーカー以上に機械系の
存在感を発揮できると感じて

 機械系学科の出身者はメーカーを第一志望に考える人が多いと思いますが、私は水コンサルタントの立場で、幅広いメーカーのさまざまな機械設備の中からお客様に合った処理システムを計画できることにやりがいを感じました。機械電気系の人が多く集まるメーカー以上に、当社なら機械系の人は存在感を持って働けるのではないかと思います。一次面接の後に現在の部門の先輩と話す機会があり、そこで良い雰囲気を感じたことも決め手になりました。

下水処理には様々な機械設備が必要
選定から据え付け・検査までを主導する

 私は主に、下水処理施設の機械設備の設計をしています。設計を行う際には機種選定や配置計画、工事手順等の検討を行ないます。下水処理場は、単に汚れた水をきれいに処理・排出して終わりではありません。下水処理工程は何段階もあって電力エネルギーを大量に消費するだけに、省エネ型の施設が求められています。また、近年は老朽化した設備の長寿命化を行う計画業務が増えています。
 これまでの仕事では、入社2年目に消化ガス発電設備の設計をしたことが印象に残っています。消化ガス発電設備は、下水汚泥を濃縮して消化タンクに投入し、そこで発生するバイオガスを燃料とし発電する設備で、下水処理場内で使用される電力の一部を賄うことができる、省エネに貢献できるシステムです。お客様も運転管理者もみんなが良かったと思えるような期待に応えるため、幅広い発電機メーカーの発電効率等の性能や特徴を詳しく調べました。決して楽な仕事ではありませんが、現地に機器を据え付け、無事に検査が終わった時は、嬉しさがこみ上げてきました。そして実際に消化ガス発電設備が稼働した時には、とても大きなやりがいを感じました。

報告書作成はレポート経験が活かせる。
将来は自分ですべてを決められるように

 大学で機械を学んだとはいえ、会社に入って初めて見る機械や設備が多く、一から学んでいます。また、顧客向けに提案内容を盛り込んだ報告書を書くことが多く、学生時代にレポート提出や卒業論文を書いた経験が今に活きていると思います。
 仕事は電気や土木など他の担当者と協力しながら行うことが多いので、改めてコミュニケーションとチームワークが大切だと痛感しました。今後はお客様や社内での打ち合わせももっとスムーズにできるようになり、機械担当として自分で決められることを多くしていきたいと思います。下水処理に関わらず今まで知らなかった事に興味関心が強く、いろいろ吸収したい人には面白い仕事が待っていますよ。

青木 功
機械担当
青木 功

工学部機械システム工学科卒
2012年入社

電気

プラントの監視制御に、電気設計を通して貢献
インフラを支える、大規模な施設の
モノづくりに携わる仕事を

 就職活動中は漠然と、「モノづくりがしたい」と思っていましたが、メーカーはモノづくりの全体に対して部分的にしか携わることができないイメージがありました。一方、大規模な施設全体の設計に携われるモノづくりの面白さに惹かれ、建設コンサルンタントに興味を持ちました。
 元々、人々の暮らしになくては困るものを支えていく仕事に就きたいと思っており、「水」を専門にしている当社に入社を決めました。
 採用選考中に会った先輩社員が、仕事に対してとても熱心な想いを持っている印象があり、「この人達と一緒に働きたい」と感じたのも決め手となりました。入社してからもその印象は変わりません。

公共物を設計するからこその
難しさとやりがい

 私は、上下水道施設内のプラント設備・機器の運転及び制御に必要となる電気設備に関する設計を行っています。入社1年目は、先輩の補助につき、新規建設の処理場の基本設計業務担当や、設計条件が変わり計画を再度見直す業務などに携わりました。入社早々、大きなプロジェクトに携わることができ、貴重な経験となりました。
 電気の知識はもちろんですが、上下水道施設の設計には法の制約が多くあり、建築基準法や消防法、道路法など様々な法律の知識も関わってきます。そういったことも勉強しながら業務を進めていくので苦労もあります。
 また、現在、受変電設備の更新業務を担当していますが、自分が担当している設備のことだけでなく、他の設備の将来的な更新計画も踏まえて配電設計していく必要があるのも難しいところです。そのようなところをクリアして、納得できる設計ができた時、達成感を感じます。
 全国の仕事を受注しているため、遠方への出張も少なくありません。はじめは、会社で作業する時間とのやりくりが上手くできませんでしたが、入社1年目よりも徐々に自分のペースが掴めてきました。同時に複数のプロジェクトを担当することもあるため、スケジュール管理も大切な仕事上のスキルだと思います。

お客様に安心して仕事を任せてもらえる
視野の広い技術者に

 お客様は自分よりも経験豊富なベテランであることもしばしば。半人前に見られてしまうこともありますが、何度もやりとりを積み重ね、提案に納得してもらった時は嬉しかったです。先輩のように「篠﨑さんが担当なら安心して任せられるよ」とお客様に言ってもらえるよう成長していきたいです。
 そのためのひとつとして、技術士や第三種電気主任技術者、エネルギー管理士、電気工事施工管理技士など上下水道や電気に関わる資格の取得も目指しています。また、近年では落差のあるダム等を利用した小水力発電や下水汚泥処理の際に発生する消化ガスを利用した消化ガス発電など、省エネ・創エネの新たな発想を求められるプロジェクトも増えているので、そのような分野も対応できる広い視野を持った技術者になることが目標です。

篠﨑 勝明
電気担当
篠﨑 勝明

理工学部電気電子情報工学科卒
2015年入社