
少子高齢化や地球環境問題など社会情勢が大きく変化する中、処理施設や管路などの社会資本を地元の地域づくりや都市づくりに活用することが有効です。施設用地や上部空間は都市景観の向上、住民余暇空間の創造、地域全体の資産価値向上など、地域社会のまちづくりにとって貴重な資産といえます。
一方、下水処理場の処理水は水資源であり、地域で潤いある水辺環境の創出や親水事業など、その用途に応じた高度処理水を活用することにより、地域づくりや都市づくりに貢献します。再生水を潤いのある生活空間造りや水道水利用としている水源の代替用水として活用するなど、「環境用水」「環境維持水源」として利用することで、地域の親水空間や水と緑の空間づくりを推進することができます。
このような下水道事業の地域環境・都市環境への貢献のほか、管渠空間内の有効利用や騒音・臭気など地域環境悪化の防止について取り組み、地域社会の活性化に寄与する計画・提案を行います。
処理水を水源として再利用する事業は多くの自治体で実績があります。各地域の水循環計画に際し、水資源として地域で望まれる用途を調査・検討し、地域住民生活に貢献できる提案を行います。
処理場用地や施設上部利用を図り、地域住民生活に貢献できる下水道施設とすることや、また緑化計画によるまちづくり計画を提案します。
下水道管渠内に光ファイバーを設置し、上下水道情報システムをネットワークとして活用したり、地域生活基盤施設との情報交流手段としたり、高度な地域インフラとして共用することで、地域発展への貢献を果たします。
生活に密着した下水道事業は地域住民の生活と一体化した施設でなければなりません。
そのためには臭気、騒音、振動などによる周辺環境への悪化を最小限にとどめる必要があります。周辺環境へ影響を及ぼす原因と発生場所は様々ですが、再構築時代へ移行する中での対応方針や改善効果についても提案を行います。