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業務内容-下水道

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再生水の利用

概説

  下水処理水の再利用は、喪失したうるおいの回復や渇水リスクの低減等、様々な用途に利用されています。また、近年では、ヒートアイランド対策としての打ち水利用や貴重なエネルギー資源としての再生水の賦存熱エネルギー利用など、地球温暖化によってその利用は更に高まりつつあります。

  このようなニーズに応えるべく、日本水工設計では、「下水再生水を活用した水循環計画」をテーマに、地球環境保全につながる水・物質循環系の健全化に向けた再生水利用の導入のための調査検討・計画策定を行います。

当社の技術紹介および提案内容

水・物質循環系の健全化に向けた下水道の役割

  下水再生水は、都市の水・物質循環系の健全化に向けたメニューとして大きな役割が期待されています。

平成16年版 日本の水資源に国土交通省下水道部が加筆

出展:【下水道政策研究委員会流域管理小委員会報告書 国土交通省都市・地域整備局下水道部】

下水再生水の利用用途

下水再生水の利用用途

下水再生水の利用による社会的効果

【うるおいのあるまちづくり】

  環境用水による再生水の利用によってせせらぎを創出することで、生物多様性の確保、景観の改善、生活のゆとりの創出、都市の活性化に寄与します。また、打ち水等散水用水として利用することで、ヒートアイランド抑制に効果が期待できます。

【渇水時や地震等の震災時などの安定的な水利用】

  河川維持用水や農業用水による利用は、渇水時においても安定的に水の供給が可能であり、渇水リスクの軽減・回避に寄与します。また雑用水(水洗トイレ用水)としての利用は、地震等の震災時におけるトイレの機能停止リスクの軽減に寄与します。

【公共用水域の水質改善等への寄与】

  再生水の循環利用は、公共用水域に排出される汚濁負荷の削減に寄与します。

【地球温暖化の緩和策としての効果】

  再生水の賦存エネルギーの回収や、再生水の循環利用による上水供給量の低減により、エネルギー消費量や温室効果ガス排出量が削減され、地球温暖化対策に寄与します。

下水再生水を活用した水循環基本計画

下水再生水を活用した水循環基本計画策定フロー
下水再生水を活用した水循環基本計画策定フロー
下水再生水の有効利用基本計画は、地域の特性や、再生水の利用ニーズ、下水道施設の整備状況及び計画等を勘案し、最適な再生水利用システムの設計及び整備手法について検討を行い、再生水利用計画に対する経済性や環境面における事業評価を実施します。

下水再生水の有効利用に関する補助制度

【新世代下水道支援事業制度(水環境創造事業 水循環再生型)】

  下水処理水の再利用、雨水の再利用や貯留浸透による流出抑制、親水性のある水辺空間の整備、河川事業等との連携・共同事業を行うことにより、健全な水循環系の再生をがかる事業に対して、一定の額を補助する。

業務実績

平成21年度 埼玉県荒川左岸南部下水道事務所 南部流域処理場さくら川浄化施設整備業務委託
平成20年度 埼玉県荒川左岸南部下水道事務所 荒川左岸南部流域下水道下水処理水送水計画検討業務委託
平成20年度 熊本県熊本市 中部浄化センター用水設備改築詳細設計外業務委託
平成18年度 広島県広島地域事務所 流域下水道における未利用エネルギー活用検討業務
平成18年度 鹿児島県鹿児島市水道局 南部処理場ほか改築更新工事実施設計業務委託
平成14年度 日本下水道事業団 菊川町菊川浄化センター実施設計業務委託
平成23年9月末現在